A 市販品は、香りや手触り重視で価格も安く質の良くない安価なシリコンや強力な洗浄力を持った界面活性剤がよく使われています。
そのような商品のシリコンはシャンプーでは流れず蓄積し油を引き寄せ水を弾く状態になりますし、頭皮にも悪影響を与える場合もあります。結果、トリートメントト成分も浸透しません。薄毛、抜け毛の原因にもなります。(ひとえにノンシリコンだからといって、良いとは限りません。)
美容品は市販品に比べて、界面活性剤・シリコンなどすべての成分の品質が低刺激の成分が使われているので、頭皮にも髪にも安心です。美容師に相談してご自身に合うものを使用されることが大切です。
Q 髪は自然乾燥ではだめですか?
A 水分を多く含んだ髪や頭皮は雑菌が繁殖しやすいので、かゆみや吹き出物の原因になりやすいです。
また、濡れた髪は非常に傷みやすい状態にありますので、その間にブラッシングをしたり、寝たりしてしまうと枕などの摩擦でキューティクルが剥がれ、バサバサ髪になりやすくなります。
それを繰り返すことで、クセが強くなることがあり、広がるようになります。
Q 髪が乾燥して困っているのですが?
A 髪の乾燥の原因は様々です。
基本的には既に髪が傷んでいて、その髪の傷みが原因の場合が多いですが、シャンプー剤だけでもチョイスによって乾燥することがあります。
市販のシャンプー剤のほとんどの洗浄成分は石油系の界面活性剤で構成されています。(一部植物系のものもあります。)
その理由は、配合成分が安くできる、洗い上がりがさっぱりする(必要な脂もとってしまうくらい)、大量生産ができる、等の理由が考えられます。
乾燥を気にしていらっしゃる方は天然アミノ酸成分などのシャンプーをおすすめします。(但し、お肌のトラブルがある方は上記の限りではありません。)
乾燥しているからと言って油分を補うのはおすすめしません。髪に必要なのは水分やたんぱく質なのです。又、キューティクルを補修するトリートメンント(添加物なし)もあります。
Q 濡れた髪のまま寝ると髪が傷むって本当?
A 本当です!!髪の周りにはキューティクルという魚のうろこ状になって保護している部分があります。
そのキューティクルは濡れた状態の時が一番弱くなっています。ですので、濡れたまま寝てしまうと、枕に押し付けられたり擦れたりして損傷を受けてしまうのです。
必ず乾かして寝るようにしてくださいね。
Q 寝癖がなかなか直らないのはどうしたらいいですか?
A 毛先だけ濡らしても直らないので、根元から濡らして立ち上げるようにブローするといいですよ。
Q 静電気を防ぐにはどうしたらいいですか?
A 原因の1つとしてシリコンがあげられます。
シリコンを取り除くことで大幅に解消することができます。
また、乾燥を防ぐことが大切なので、当店では水分補給と洗い流さないトリートメント(ノンシリコン)やヘアオイルなどで保護してからブローすることをおすすめしています。
Q リンス・コンディショナーとトリートメントの違いはなんですか?
A リンスで物足りない方の為にコンディショナーが存在するようです。
トリートメントは髪の毛のダメージを手当てするためのもので、髪の内部まで栄養を補給することができます。
リンスやコンディショナーは髪の内部までは作用しないので、髪のダメージが気になる人にはトリートメントがおすすめです。
Q 自宅では毎日トリートメントをした方がいいですか?
A 毎日した方がよいですが、手触りだけで選ばず、髪の状態が改善される物でなければ、あまりメリットがない場合がございます。
カラー・パーマ
Q ホームカラーとサロンカラーの違い
A サロンでカラーをする場合は美容師がお客様の頭皮、髪の状態を確認し、診断をしてから、状態に合わせて薬剤を部分的に変えたり、必要な処理剤を使いながら施術をさせていただきます。
そのため、頭皮や髪の毛のダメージに繋がる成分も極力除去することができますので、後々のダメージが格段に違います。
一方、ホームカラーだと新しく生えてきた健康な毛の状態を基準にして色が染まるように設計されており、塗り分けることは事実上不可能で、強いパワーの薬剤で毛先まで染めますので、大きなダメージにつながっていきます。
Q 自分で染めるとなぜ、染まっている場所と染まってない場所ができるの?
A 頭皮は場所によって体温が違います。
薬剤は温度に反応して染まりやすかったり染まらなかったりと場所によってムラが生じます。
毛髪の太さや状態によってもムラが生じやすいので、染める順番や塗布量の微調節が必要になります。
Q どんどん毛先が傷んでパサパサに・・・色もすぐ抜けるし毛先が暗くなるのはなぜ?
A 場所によって明るさ、色味、ダメージなど決して均一ではないはずです。
その状態に合わせて薬剤や染め方を変えなければなりません。状態に合わせて薬剤を使い分けることで、よりダメージレスで、色持ちの良い美しいカラーリングが可能になります。
Q 市販のカラー剤のパッケージに書いてある色に染まらないのはなぜ?
A メーカーさんが基準にしている髪質に染めた色を載せているので、髪質が違えば仕上がりの色も変わってきます。
また以前に染めたカラーの色素は髪にのこっているので、次のカラーに影響していきます。
残った色味を無視して染め続けると、色が濁ってくる原因になります。なので、薬剤を使い分けなければ、きれいなカラー、希望の色には染まりません。
Q カラーとパーマは同時にできますか?
A 基本はしない方が良いです。
1週間~10日間開けて頂くのが理想ですが、使うものによってできる場合もあります。当店では同時にできる傷めないカラーもございますのでご相談ください。
Q 妊娠中にカラーやパーマは大丈夫?
A 妊娠中はホルモンバランスが変わるので、普段大丈夫なものもかぶれる場合があるので気を付けなければなりません。
万が一かぶれた場合、治療にステロイドを使用されるのが問題です。
当店では、どうしてもという方には説明をし、頭皮になるべく薬剤を付けないように施術をいたしますが、心配な方はお勧めしません。
Q パーマをきれいにだすには?
A 1.きちんと乾かす:濡れた状態で寝てしまうと、髪のダメージの原因になりますし、パーマもとれやすくなってしまいます。 2.朝のお手入れ:ミストなどで髪を濡らし、もみこむようにするとウェーブが出てきます。その後スタイリング剤をつけ、さらにもみこんだり、ねじったりするときれいなパーマが出ます。